我が愛車 スカイライン



日産スカイライン GTSーtタイプM

HCR32型

DOHCインタークーラーターボFR
215PS/6400rpm 27.0kgm/3200rpm
0〜400m 14’31 最高速238Km/h

全長:4530mm
全幅:1695mm
全高:1325mm
車両重量:1260kg
エンジン:RB20DET
総排気量:1998cc
ステアリング形式:ラック&ピニオン
ブレーキ:ベンチレーテッドディスク
サスペンション:マルチリンク
タイヤ:205/55R16

スカイライン、とほほ事件簿
  
   愛車、スカイラインにまつわる私のとほほな体験談です。


  エピソード1◆試験勉強はツライ
  エピソード2◆東尋坊正面衝突事件
  エピソード3◆いざスタンドへ
  エピソード4◆タイヤは何処へ




試験勉強はツライ

れは私がある試験勉強をするために近所の図書館へ行ったときのことである。
愛車スカイラインで図書館の駐車場へ。しかし満車で中へは停められない。
図書館って、こんなに繁盛?してるものだったのか、と感心しながら、しょうが
ないので駐車場入り口付近の路上へ駐車した。
眠い目をこすりながらも時間いっぱいまで勉強した私は、気持ちも軽やかに
終了のチャイムを聞きながら図書館を出た。そして愛車スカイラインの元へ・・・
すると、なんたることか!愛車の横っ腹が凹んでいるではないか!なんとも
痛々しい。いったいどこのどいつだあ!愛車をこんな目に遭わせた奴は〜!
とおもいっきり、、、心の中で叫んだ。
私の気分は一気に落ち込んだ。それと同時に私のやる気も一気に
落ち込み、おまけに試験も落ちたのは、言うまでもない。




東尋坊正面衝突事件

れは自殺の名所、福井県の東尋坊からの帰り道で起こった。
北陸自動車道へ向かい、愛車スカイラインを快調に気持ちよく
田舎道の国道を走らせていた。
ふと左側の路地からトラックがこの道路に入ってくるのが見えた。
しかしどういう分けかこちらと同じ車線を向かって走って来るではないか。
まあ時期気付いてくれるだろう、と期待していたのだが、次第に
近づくに連れその期待は不安へと変わっていた。
これが東尋坊の怨霊かあ、などと一瞬頭をかすめたような気もしないでもない。
そうこう思っている内に、トラックはあっと言う間に目前に
迫っていた。対向車線に出ようにも対向車が行き交い出られない。
そしていままでこんなに踏んだことがあっただろうか、と
思うくらい、思いっきりブレーキペダルを踏んだ。
スカイラインが金切り声を上げながら路面をすべる。
「間に合うか・・・」一瞬時間が止まったように感じられた。

ガツン、と鈍い音を立て両者の車は止まった。
「やっちまった、、」と呟くと同時に車から飛び降り、相手のトラックの
ドアをガバっと開ける。見ると若い男である。「おい!こらっ降りろ!」
と怒鳴って、相手の腕を掴み、車の外へ引き吊りだした。
あとから来た車から非情にもクラクションが鳴り響く。
こっちの状況を見てくれよ、と文句を言いたかったが、取り合えず
スカイラインを脇の道へ寄せた。トラックの運転手へ、「あんたも早く
どかせよ」と言ったのだが、ふと見るとその男、目が虚ろなのである。
しょうがないので、自分でトラックを移動させる。
改めて男に話しかける。しかし話にならない。完全にへべれけなのである。
取り合えず男を引っ張ってスカイラインのさぞ目を覆う様なことに
なっているであろうフロント部へ連れていき、ほら、これを見て見ろ!
と、相手の顔を向けさせる。しかしその男は相変わらず無表情である。
ほんとに困った奴だ、と思いつつ、恐る恐るスカイラインのバンパーに目を移した。
な、なんと、あら不思議、べっこりいっていると思いきや、なんともなってない
のである。
こ、こんなはずは、、、逆にこっちが慌ててしまい、なぜか恥を
掻かされた気分になった、そんな屈辱の一時であった。

、、、それにしてもスカイラインの頑丈なこと。改めて剛性の高さを
証明する出来事でもあった。




いざスタンドへ

車スカイラインのために借りている駐車場はけっこう遠く、しかも
駐車スペースは一番奥である。だから夜は暗い。
ある日の夜、スカイラインを取りにその駐車場へ行き、ドアを開け
シートに身を埋め、キーをひねり、いざ!レッツゴー!、、、と
思いきや、エンジンが掛からない。
おかしいなあ、こないだバッテリー交換したばかりなんだけどなあ、
などと思いながら、もう一度キーをひねる。しかしやっぱり掛からない。
う〜ん困った、と思いながらふとメーターパネルに目を移すと燃料計が
EMPを指している。ガソリンもこないだ入れたばかりなはず、
などと思いながら車の外に出てなにげにスカイラインの横後方へ視線を
移す。すると、なんと燃料タンクの蓋が開いているではないか。しかも
こじ開けた跡まである。
だれだあ、我が愛車をこんな目に遭わせた奴は〜!と思いっきり、、、
心の中で叫んだ。
そして一人寂しくポリ缶をもってスタンドへレッツゴー!なのであった。




タイヤは何処へ

、いつものように仕事に出かけた。
ふと愛車スカイラインをなにげに見る。
こんなにうちの車、車高低かったかなあ、などと呑気に思いながら
側によると、な、なんとタイヤがホイールごとないではないか。
我が愛車スカイラインのなんとも変わり果てた姿。
ご丁寧にも新聞紙の束の上に乗っかっている。
定番はブロックだろう、なんて言っている場合ではない。
まるで放置車両を思わせる有様だ。
いったいどこのどいつだあ〜!と思いっきり、、、心の中で叫んだ。
このままにしておく訳にもいかないので結局、ディーラーに頼んで
車を取りに来てもらうことにした。

ゴールデンウイーク前でもあり、「車がないと困る」と
タイヤ&ホイールを買うことをいいことに駄々をこねたら
代車に、ニュースカイラインを貸してくれた。
連休中、元を取ろうとこれでもかと言うほど乗り回さねば
気が済まなかった。