またまた苦労のCPU換装
       そしてK6−2モデル最終へ

ままで使っていたCPUは、AMD K6−2 400MHZである。
クロックアップして420MHZで使用していた。
そして今回K6−2最後、そしてソケット7最後と言われる、550MHZをゲット。
8980円であった。
さっそく交換作業に取りかかる。いつもなにか新しいものを導入すると
必ずトラブルに見舞われるのであるが、案の定今回もそうだった。
まず苦労したのが、CPUの取り外し、なんせ、CPUクーラーが
なかなか外れない、しかも足下のパソコン本体を設置したままの
状態で作業をやるものだから、かなり体に無理を強いられる。
腰の激痛と引き替えに、なんとかCPUの交換は終わり、クロック設定は
標準で設定。準備OK、そして電源ON。しかし、まったくモニターには
何も現れない。一瞬、あのビデオボード昇天の悪夢が頭をよぎった。
しょうがないので、外部クロックの倍率を下げてみた。しかし状況は
変わらず。もう夜も遅かったため、ひとまず元のCPUに戻して、また
後日ということにした。
して次の週末、再びトライ。いま使っているマザーボードのBIOSは
最新のベータ版なのであるが、どうもこれが怪しい。ということで、まずは
正規版の最新版のBIOSに書き換えする。この場合、Updateならぬ
Downdateと言うのだろうか?ともかく再びCPUの交換。
今回は、こないだの経験を生かし苦労せず交換することができた。
そして、電源ON。緊張の一瞬。
この間が、非常に長く感じられる、、、そして、見慣れたAword
BIOSの表示が、、、やった、なんとか起動に成功。しかし、この時これが
一時の安堵だったとは知る由もなかった。
しばらく、ベンチなど計って悦に浸りながら使っていたのであるが、
突然、ピ〜〜、という断続的な耳をつんざく警告音が鳴り始めた。
これはただごとではないと、慌ててWindowsを終了させた。
そして、ちょっとの間をおいて、再び恐る恐る電源を入れる、、、が、しかし
モニターになにも表示されることはなかった。
前回、CPUを交換したとき、このような状況に陥ったことを思い出した。
確かCPUファンをより強力な風神3に交換したのである。
ということは、高速なCPUになればなるほど、熱の発生も
また増えるということか。ということで、パソコンショップへ。
しかし、CPUファン、どれが今使っているものより性能がいいのか
いまいち分からない。しかも値段もピンキリである。
そう言えば、CPUとファンの間にグリースなるものをいままで
塗ったことがなかったな、と思い、取り合えず、それを試してみることにした。
自宅に戻ると、さっそくCPUにグリスを塗り、ファンを取り付ける。そして
ダメもと、と電源を入れる。すると、なんとあっさり立ち上がったではないか、
グリースの威力、効果と言うものを改めて再認識した。
やはり、原因は熱による暴走であることは明らかである。
念のため、マザーボードのシステム監視ソフトを立ち上げ、温度の変化を
チェックした。
すると、CPU、マザーボード温度共、上がるわ上がるわ、瞬く間に
CPU温度は60度近くまで上がり、マザーボード温度も45度越えるところまで上がる。そして時折警告音が、、、
これはまずいと思い、ケースの側面の蓋を開け換気をする。
この状態であれば、なんとか使い続けることはできる。しかし、流石にこのままというわけにもいかないし、なんせ音がうるさい。
こで、ケースファンを増設することにした。
いままで気にも止めていなかったのであるが、パソコンショップに行くと、様々な種類のファンが並んでいた。
その中で、ボードをまとめて冷やせるというファンを見つけた。
カードスロットを止めているビスを流用して取り付けるのである。
これはなかなか使えそうである。さっそく購入し、取り付けた。
そして起動。温度の変化をチェック。マザーボードの冷却効果は
なかなかのもので、35度程度で落ち着いている。
しかし、いかんせんCPUの温度はどうしても上がってくる。
やはり、風神3の4500回転仕様では役不足なのだろうか。
それでもなんとかボード本体の警告音がなるまでには至らず
取り合えずは、支障はなさそうである。これからの夏本番に向けて
一抹の不安はあるが。

てこのK6−2仕様のパソコン、CPUも最終版である。
いつまで活躍してくれるだろうか。

                                     Marvelous Marvin Kumular


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