◆銭湯と私◆
小
学校の6年生くらいまで、うちには風呂というものがなかった。
歩いて15分くらいのところに銭湯があって、いつも弟と一緒に
通っていた。お風呂セット一式をなぜかスーパーのビニール袋に入れて、、、
いつもと言っても、毎日通うほど裕福ではなかったし、まめでも
なかった。だからせいぜい行くのは週一くらいである。
なのにその当時のローテーションというのが、また凄かった。
先週は頭洗ったから、今週は身体の週、といった具合である。
これがまったく平気な時代であった。うちだけかも知れないが、、、