<ミドリガメとおいら>


オイラのカメはミドリガメ
小粒できゃしゃだが可愛い奴さ

いつしか季節も冬になり
冬眠させよと世間が言う
たらいに砂を敷き込んで
冬眠せよとカメ入れる
また春会おうとしばしの別れ

春来て再会、我がミドリガメ
わくわく砂からほじくり出すと
哀れ変貌ミイラガメ

Ah、Ah、Ah、せつないぜ。
Oh、Oh、Oh、カメのさだめか。